Web関連の仕事をしている人が、自分のことを「IT土方」と言う事が結構あります。ある意味的を得ている言葉です。
諸事情により、私は転職を考えております。本当は詳細を書きたいところですが、次の職場の方に誤解を招かれてしまうのもよくないですし、お客さまに対しても同じですので、書けませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
求人をいろいろと見ていますと、Webデザイナーを止めて、他の仕事に就くとなる場合、未経験の中年オヤジが職を探すのと同じなんですよ。
Webデザイナーは、僕が仕事を始めた13年前にも、「仕事として成立しない、飯を食って行けない。あなたはそれでもWebデザイナーになりたいですか?」という話が結構ありました。平均年収もこの業界はかなり低い部類に入ります。しかも長時間労働で残業代は出ません。私は個人でやっていたので何とかなっていたのはあります。
今後を考えますと、テクノロジーの進歩により、この業界ごとなくなってしまうのに近いようなことも十分あり得ると思っています。もちろん、大企業、中企業がお客様のビジネスは今後ももちろん残りますけど。
同じ土方でも、IT土方と本当の土方さんではかなり違うようにも思えます。
建設業の土方の場合は、いろいろな技術が身に付いて、経験を積めば30代で現場監督も夢じゃないですよね。自分の会社を作って独立して社長として生きていく道も見えてきます。
いずれにせよ、土方をやめるとしても、現場監督として人をまとめてきた経験というのはどこの世界に行っても高く評価されます。
僕には管理職の経験がないんですよ、このあたりが少しデメリットというかそういうのはあります。(ホームページ制作会社の社長になるというのもありますけど、僕は低価格だけは絶対に何があっても譲れない条件のため、自分ひとりでやるしかなかったのです。)
いずれにせよ、今の仕事でかなり長時間労働もしてきたし、ほとんど限界まで稼働していたので、その習慣みたいなのを次の仕事にそのまま活かそうかなと思っています。まだ、自分は若い(といいきかせますw)。人生で今日が一番若い日なのだしね。